子猫の時に白血病だと診断された我が家の『てん』🐈
子猫で感染したケースでは80%以上が2年以内に亡くなってしまうと言われていました。しかし我が家の『てん』は4才になっても発症することなく、再検査をしたところ完治!?していたのです。逆に成猫になってからの感染では高確率で助かることもあるそうなんですが・・・
なにはともあれ、白血病ではないと再診された『てん』は今日も相変わらず元気です😊今回は、そんな病気に振り回された4年間を振り返り、猫の白血病についてまとめてみました。同じような症状の猫を飼っておられる方に少しでも参考にしていただければ幸いです。

猫の白血病(猫白血病ウイルス感染症、FeLV:Feline Leukemia Virus)は、猫白血病ウイルス(FeLV)によって引き起こされるウイルス性の感染症で、猫の健康に非常に深刻な影響を与える病気です。
主な特徴
1. 感染経路
- 主に唾液、尿、鼻水、母乳などを通じて感染します。
- グルーミング(毛づくろい)や、食器の共有、けんかによる咬傷などでもうつります。
- 感染している母猫から子猫へ感染することもあります。

⬆⬆⬆一番右端が保護時の『てん』⬆⬆⬆
※生後2ヶ月の保護猫だった『てん』の感染経路は不明でしたが、もしかしたら母猫からの感染か、一緒に保護されていた兄弟たちからの感染だったのかもしれません😓
2. 症状
FeLVは免疫系を弱らせるため、さまざまな症状が現れます
- 発熱、食欲不振、体重減少
- 歯茎や皮膚の蒼白(貧血)
- 免疫力の低下による感染症にかかりやすくなる
- リンパ腫や白血病などの腫瘍を引き起こすこともあります
3. 感染後の経過
- 感染しても、猫によっては一時的な感染で回復することもあります。
- 一方で、持続感染(慢性感染)になると、数か月から数年で命に関わる状態になることが多いです。
※2、3については結局一度も『てん』には当てはまりませんでした😅
4. 治療・予防
【治療】
- 現在、根本的な治療法はありません。
- 症状に応じた対症療法(抗生物質、輸液、免疫力を高める薬など)でケアしていきます。
【予防】
- ワクチン接種が重要です(100%防げるわけではないですが、感染リスクを減らせます)
- 室内飼いを徹底することで、感染猫との接触を防げます
- 新しく猫を迎える場合は、FeLVの検査をするのが望ましいです
※『てん』は特別な予防はしなかったのですが、ワクチン接種をしたのと、室内飼いを徹底しました。


我が家には先住猫で当時8才だった『まる』♀🐈がいます。『まる』は外出好きだったのですが、外菌を持ち込む事による『てん』の発症を恐れ、『まる』も外出禁止に・・・

⬆⬆⬆外出禁止でふてくされる『まる』⬆⬆⬆
『まる』にとっては、新参者の持病によって外出禁止や感染の恐れがある為、ストレス満開だったと思いますが、これが一番良かったのかも!?と、思っています。ただ、これが原因なのかは分かりませんが、いまだに『てん』と『まる』は同じ屋根の下に暮らしていても、あまり仲が良くないのです😓
以上が猫の白血病の主な特徴なのですが、かならず発症し命に係わるということは無いのかもしれません。我が家でも『てん』はいつまで生きられるのだろう?と、常に心配していましたが、もし症状がでてきた時の為に、それぞれが覚悟をきめていたように思います。
もしかしたら、一番大事なことはペットの終活を考えるその覚悟なのかもしれませんね💦



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